Zatsugaku
きものの雑学
合縁奇縁(あいえんきえん)

「合縁奇縁」とは、生まれや育ち、そして性格も違う者同士がふとしたことをきっかけに、親しくなり、親友や恋人同士、夫婦になるという仏教の深い教えに基づく言葉です。人と人との縁はいくら頭で考えても、思い通りになるものではなく、不思議な縁によるものであるということを意味します。
また「縁」という漢字には、もともと着物の端を意味する「へり」という意味があります。境界線であるはずの端っこが、誰かの端っこと触れ合い、結びついていく。人間の出逢いも、そんな神秘的な優しさに満ちているのかもしれません。
