成人式当日!写真撮影のポイント【スマホ・自撮りも】 | 成人式の振袖選び、レンタル振袖は、千葉県の振袖専門店【きものみかわや】

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成人式当日!写真撮影のポイント【スマホ・自撮りも】

 

こんにちは!創業237年 相談できる呉服屋 みかわや茂原店の山内です。

今年も残すところあと少し。茂原市の成人式も近づいてまいりました。

 

成人式にご参加される方の中には既に前撮り撮影会を終えられて、プロのカメラマンによる素敵な写真と想い出をつくられた方も多いでしょう。

でも!それはそれ。成人式当日はカメラのシャッターボタンを押したくなる瞬間が目白押しになること間違いなしです。

しかし、「成人式の写真をどうやって撮れば素敵になるか分からない・・・」と悩まれている方も多いと思います。

そこで今回は成人式や和装の写真の撮り方のポイントをご紹介します!

撮り方以外にも、綺麗に撮るために撮影前にチェックしたいポイントも併せてご紹介します。

 

撮影前のチェック

お友達と盛り上がっている一瞬を切り取る時は、とにかくタイミングと勢い重視!かもしれませんが、せっかく綺麗に撮るならば撮影前のチェックは欠かせません!

撮影してから振袖の着崩れやヘアメイクの崩れに気づいてがっかり・・・なんてことがないように確認しておきましょう。振袖姿のチェックは大きめの鏡があると安心です。

 

振袖の着崩れ

バッチリ振袖を着付けてもらっても、歩いたり座ったりを繰り返したり、身体が動いているうちに少しずつ崩れてしまうこともあります。

 

1.衿元が緩んでいませんか?左右の半衿は見え方が均等に出ていますか?

2.帯揚げが飛び出し過ぎたり、引っ込み過ぎたりしていませんか?

3.帯が下がっていませんか?曲がったりしないで水平になっていますか?

4.帯締めの端っこが垂れ下がったり、変な挟まり方をしていませんか?

5.おはしょりにシワがあったり、めくれあがったりしていませんか?

 

ヘアメイクの崩れ

和装のヘアメイクは普段のスタイルと大きく違うことが多いので、振袖と同じようにしっかりチェックしましょう。

 

1.前髪は乱れていませんか?

2.後れ毛が不要な場所から飛び出ていませんか?

3.髪飾りなどのヘアアクセサリーがずれていませんか?

4.アイシャドウやマスカラが滲んでいませんか?

5.アイブロウが取れてしまっていませんか?

6.リップはキレイに乗っていますか?(マスクの着脱がある時は)口紅の移りがありませんか?

7.ファンデーションはよれていませんか?

 

簡単なチェックですが、写真にして後から気づくとがっかりポイントが高い項目ばかりなので、必要な場合は直してから撮影しましょう。

 

振袖の全身写真

振袖姿で必ず撮っておきたい基本のポーズが全身写真です。

全身写真を撮る時には両足を揃えて立ち、背筋をしっかり伸ばしましょう。揃えた両足の片方をほんの少ーーしだけ後ろに引いてあげるのもポイントです。

1.帯の下の方で両手を揃えて、お腹のあたりでバッグを両手で添えるように持って立つポーズ

 ポイントは真っ正面を向かずに、カメラに向かって少し斜めに立つことです。

2.袖の部分を映し出すように両手を広げるポーズ

 上品に撮るなら腕の素肌は出さないようにしましょう。腕に限らず和装時は素肌は極力出さないのが基本です。

3.歩いている着姿

 地面の水平ラインを意識してあげるとバランスの良い写真になります。

4.小物を使っての撮影

 

 

 

構図

構図を意識してあげるとフォトジェニックな雰囲気になります。

今回は三分割法構図と日の丸構図をご紹介します。

 

【三分割法構図】とは、写真の縦と横を3分割にして、線の交わる点や線の上に被写体を配置する構図になります。スマホなどのグリッド線の機能を活用すると配置がしやすいですよ。

しっかりとした安定感のある構図になるのでオススメです。

 

【日の丸構図】とは、日本の国旗のように被写体真ん中に入れた構図になります。

撮り方によっては良くも悪くもありきたりな印象になりがちですが、アップで撮ったり引いて撮ったり背景を意識したりすることで印象もガラリと変わります。

自宅の玄関で撮る時は日の丸構図はオススメですよ!

アップで撮る時には、被写体に思いっきり近づくことで大胆な写真にしてみてください。日の丸構図のアップ写真は人物のポートレート写真にも最適です。

 

スマホ撮影のポイント

スマホで撮影するときにカメラの位置をどこに構えるか迷ったりすることはありませんか?

 

下から構えて煽るように写真を撮ると足が長く見える一方、ふくよかで大きく見える印象になってしまったり・・・

上から構えて見下ろすように撮ると被写体が逆三角形に写ってスマートに見える一方、頭でっかちで足が短く写ってしまったり・・・

 

ポイントは帯揚げの高さ

全身写真で振袖全体がバランス良く撮れる高さは、帯揚げの位置を目安にして撮ってみてください。

上下のバランスが良い写真になりますよ!

 

全身写真ではなく、表情重視で近い距離から撮る時は、上から見下ろすような構えは盛れた印象になるのでオススメです。

 

振袖の後ろ姿の写真

振袖の写真の魅力は正面の全身写真だけでなく様々な角度から発揮されることです。

特に今は振袖の帯結びが昔よりも進化して、とても華やかになりましたので、後ろ姿の写真もしっかり撮影しておきましょう!

基本的な立ち方や姿勢は、全身写真のポイントと同じです。

後ろ姿の写真を撮る時は、正面の全身写真と同じくシンプルな立ち姿や両袖の柄を見せるポーズもオススメですが、和傘やドライフラワーなどの小物を使うといっそう素敵です。

他にも指で「2」と「0」を作るハタチポーズもオススメです。

また、上半身だけくるっと振り向く「見返り美人」のポーズもとても可愛くてオススメです。

 

アップの写真

振袖がメインの全身写真を撮り終えたら、アップの写真も忘れずに撮影しましょう。

アップで撮る時は、シンプルに三分割法構図や日の丸構図がオススメです。

カメラを縦に構えたり横に構えたりしてあげることで、同じアップの写真でも違った雰囲気の写真になります。

 

 

正面からの撮影だけではなく、横顔やあえてカメラから目線を外して撮影しても素敵な写真になります。

弾けるような笑顔や凛とした大人っぽい雰囲気の顔など、アップ写真だからこそ沢山の表情をおさめましょう。

 

ヘアスタイルの写真

 

 

振袖の着姿で素敵なのは振袖だけじゃありません。振袖に合わせたヘアアレンジもいつもとは違った華やかなスタイルに仕上がりますので、その髪型をメインにした写真もぜひ撮影しておきましょう!

斜め後ろの角度からカメラを構えるとヘアアクセサリーが目立ちます。

帯の位置あたりやバストアップで切り取るとヘアスタイルの細かい部分まで撮ることができます。

被写体に思いっきり寄って撮る日の丸構図のアップ写真は素敵ですよ。

 

ネイルの写真

 

今や標準装備!といってもいいぐらい振袖に合わせたネイルをされる方が増えました。振袖用に合わせたとっておきのネイルの写真も押さえておきましょう。

ネイルの写真を撮る時はアップでの撮影がオススメです。

寄り気味で撮影してあげるとヘアスタイルの撮影と同様に、ネイルの細かいデザインが際立つからです。

両手を帯の辺りで重ねて、パーツ撮りのように指先を撮ってみてください。指先をアップにして撮ると素敵ですよ。

片手のネイルを撮影する時は、手に何かを握っているようなイメージで軽くグーにして、ネイルをを見せるようにポーズを撮ることがポイントです。

一つひとつのネイルが分かるように両手を配置してくださいね。指は全て揃えて撮影すると、上品な雰囲気に仕上がるので素敵ですよ。

 

 

家族の集合写真

 

 

成人式は人生の節目として、家族との集合写真も記念になるのでオススメです。

特に、大人になり、歳を重ねるにつれて家族と写真を撮る機会もほとんどなくなっていく方もいるので、ぜひこの機会に積極的に家族との写真を撮ってみましょう。

 

家族の集合写真では新成人をお祝いしているような雰囲気がよりでるために、振袖を着用したお嬢様が中央に立ち、その周りを囲うように家族は並ぶと良いですよ。

 

 

綺麗な風景の中での撮影は、少し引き気味で全身を写し出すように撮ってみましょう。

ポーズはお嬢様の肩に手を添えてみたり、肩を組んだりしても良いですね。

美しい立ち姿をキープして、敢えてポーズをとらない立ち姿での撮影もいいでしょう。

構図は人数にもよりますが、日の丸構図が主題がストレートに伝わるのでオススメです。

お父様、お母様と二人で撮るなら三分割法構図もステキです。

ポイントは複数人で撮影する場合はなるべく前後で並ばないで、横一列に並ぶこと。前後にならないように並ぶと、ピントが合わせやすくなりますよ。

 

家族写真の参考写真3

 

お友だちとの写真

 

セルフで撮る成人式写真では、友だちとのスナップ写真も想い出になります。

友だちと撮るスナップ写真はお澄ましポーズだけでなく、ふざけ合ったり動きのあるような自然な雰囲気を撮るのもオススメです。

 

 

ポーズは手を繋いだり、肩を組んでみたり、向き合ってみたりや、先ほど紹介したハタチポーズも良いですよ。小物も使うともっと楽しい写真になりますよ。

 

写真に可愛く写るワンポイントアドバイス

 

「目を見開かずに眉毛を軽くあげる」

「せっかくの成人式だし、目を大きく見せたい!」からといって目を見開くのはNG!

目力が強くなりすぎて不自然な感じになるので✖

 

自然に目を大きく見せるなら、眉毛を軽く持ち上げるようにするのがオススメです。

眉毛を上げ過ぎてしまうとおでこにシワが寄ってしまうので「軽く」がポイントです。

 

「あごを引く+首を伸ばす」

撮影で「あごを引くのが良い」とはよく言われますが、「あごだけ」を引いて写るのはNG!

あごだけ引くと二重あご&猫背気味に写りがち。

それを避けるためにも、あごを引いたら首も伸ばしてあげるのがポイントです。

首を伸ばしてあげることで、あごのたるみが取れて、背筋も自然と真っ直ぐになります。

これは成人式以外にも使えますよね!

 

「笑顔以外にも可愛い表情が!」

 

 

記念写真=笑顔のイメージがありますが、最近のSNSでも笑顔でない表情でもオシャレで可愛い写真がたくさんありますよね。

敢えて無表情でカッコイイ&オシャレな写真にしたり、チュッと唇をすぼめたちゅん顔で可愛くキメたり、べ~っと舌を出しちゃったり、ウインクしたりなんかもオススメです。

成人式の振袖カタログやファッション誌にはモデルさんのステキな表情もいっぱい!衣裳だけではなくその表情も参考にしてみてください。

 

「敢えての目線外し」

カメラ目線の写真も可愛いですが、敢えて目線を外した写真は、目線の外し方によっては様々な表情のオシャレ写真が撮れちゃいます。

例えば伏し目がちにして、横や斜め後ろから撮ると成人式らしい大人っぽい写真に。

目線を横に持っていって正面から撮るとキュートなイメージに。

これは「正面からの写真はちょっと自信がない・・・」とか「カメラ目線でのポーズって緊張しちゃう・・・」なんてかたにもオススメです。

 

自撮りする

 

スマホのインカメラで自撮りする時は、斜め上から撮影するのがポイント!

正面から撮影するよりも顔が立体的に見え、自然と上目遣いになるから目がパッチリして目に光が入るのでキラキラした瞳になりますよ。

小顔効果が欲しい方はスマホを斜めに傾けてスマホ画面の角に頭を収めて、画面の中心にあごが写るように撮ってみましょう。

スマホのカメラは広角レンズがほとんどです。

広角レンズはより広い範囲を撮影するために、画面の端が引き伸ばされて写ります。

逆にその性質を利用してあげると、フェイスラインがスッキリとシャープになった写真になります。

ただし、この撮影方法は慣れも必要で、人数が増えると端に写る人の顔が歪んでしまう可能性もあるので、前もって試し撮りをしておくと安心です。

 

 

いかがでしたか?皆様の想い出づくりのお手伝いになれば嬉しいです。

 

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