衿カラー(刺繍半衿)診断【肌色タイプ別】

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衿カラー(刺繍半衿)診断【肌色タイプ別】

刺繍半衿を攻略!

こんにちは!「みかわや」のゆう子です。

 

振袖は普段来ている洋服とは色が全然違いますよね。

本当に合っているの…? 選び方が分からない! という貴方。

今回は知っているだけで格段にコーディネートがこなれる、

4つのポイントをご紹介します。

 

その前に、まずは衿カラーについて解説します。

衿カラーとは、刺繡半衿(ししゅうはんえり)と言い、

長襦袢(ながじゅばん)の衿(えり)に取り付ける装飾品です。

白い衿を簡単にカスタマイズ出来ることが、

刺繍半衿の最大の魅力になります。

また、肌→刺繍半衿→重ね衿→振袖の順で重なり、

顔に一番近いため写真うつりに影響を与えます!

 

・なんとなく顔色悪くなっていませんか?

・なんとなく顔回り寂しくないですか?

・なんとなく印象が暗くなっていませんか?

 

その原因は刺繍半衿の色選びにあります!

ご自身の肌色にベストな色を知れば、

印象の良い写真を残すことが出来ます。

そのためには「なんとなく」を解決し、

色彩科学に基づいたピッタリの色を学びましょう。

刺繍半衿だけでなく帯締めや帯揚げ選びにも役立ちますよ!

 

 

POINT1.お肌の色調

 

肌色は大きく2つ、ブルーベースとイエローベースに分かれます。

簡単な見分け方をまとめましたので、鏡を見ながらご自身の肌色を確かめてみましょう。

※すべて自然光の下で行ってください※

 

〇ブルーベースの方

・ゴールドよりシルバーのアクセサリーの方が似合う

・腕の静脈が青っぽく見える

・青いクマができやすい

・手のひらがピンクっぽい

・瞳の色が黒っぽい

・黒髪の方が似合う

→青みがかった色調がお肌を引き立ててくれます。

 

〇イエローベースの方

・シルバーよりゴールドのアクセサリーの方が似合う

・腕の静脈が緑っぽく見える

・茶色いクマができやすい

・手のひらが黄色っぽい

・瞳の色が茶色っぽい

・茶髪の方が似合う

 →黄味がかった色調がお肌を引き立ててくれます。

 

もしご自身で判断ができない場合は、

試着の時に青味と黄味の両方をあててみると良くわかります。

ここでの注意点は、振袖ではなく【肌色との相性】を優先することです!

いくら振袖のコーディネートにこだわっても、

顔色が悪いのでは残念な仕上がりになってしまいます。

 

 

POINT2.お肌の彩度

 

肌色には色調の他に彩度という要素も入ってきます。

髪色や瞳の色・お顔の印象・メイクなどから、

ご自身のイメージを確かめてみましょう。

 

〇ブルーベース×優しくフェミニンな(夏)イメージ

⇒青味がかったパステルカラー、グレイッシュ、淡く曖昧な中間色が似合います。

グレーや淡いピンク、クリーム色など優しい色合いが透明感のある肌を引き立てます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇ブルーベース×大人っぽくシャープな(冬)イメージ

⇒青味がかってハッキリとした艶のある色、鮮やかでクールな色が似合います。

エメラルドグリーンなどビビッドな青味、モノトーンやコントラストの強い色合わせも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇イエローベース×明るくキュートな(春)イメージ

→黄味がかった明るくクリアな色、明度の高い澄んだ色が似合います。

鮮やかでポップな黄色や赤色、また鮮やかな青色などが血色感とよく馴染みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇イエローベース×大人っぽく柔らかい(秋)イメージ

→黄味がかって深みのある暖かい色、落ち着いた色が似合います。

ダスティーカラーが最も似合うタイプです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも試着の時に、

ソフトな彩度とハードな彩度の両方をあててみると良くわかります。

注意点はもちろん、振袖ではなく【顔との相性】を優先することです。

顔回りが寂し過ぎたり、逆にうるさ過ぎるのを防げます。

 

 

POINT3.全体のバランス

 

ここまで【肌色との相性】を優先して選んできたのは、

刺繍半衿がお顔に一番近いパーツだからです。

 

・肌タイプの色と振袖の色が合わなくてチグハグ

・肌タイプの色があまり好みの色じゃない

 

そんな時は、重ね衿や帯、帯揚げ、帯締め、飾り紐で全体のバランスを整えます。

肌から遠いパーツほど色調を気にせず、彩度だけで色選びをしても大丈夫です。

 

そう言われても……

・重ね衿や帯揚げ、帯締めは同じ色でないといけないの?

・模様にコーディネートにルールはあるの?

⇒現代の振袖にルールはありません!あなた好みにカスタマイズが可能です。

 

刺繍半衿と振袖の間の中間色を使ってグラデーションにしたり、

反対色を入れて差し色にしたり組み合わせは無限大です。

 

 

POINT4.和装の色合い

 

実は洋装と和装では色の印象が驚くほど違います。

「洋服では絶対に着ない色だけど、こんな色が似合うなんて知らなかった」

ご自身の着姿を鏡で見て初めて気付く方も多くいらっしゃいます。

 

最大のポイントは【 試 着 】これに尽きます。

 

しかし普段から和装に接していないと、

どう選べば良いかわからないですよね?

そんな時は、青味のかわいい系、黄味の綺麗系、

青味の派手系、黄味で古典柄、などの具体的なイメージをお伝え下さい。

経験豊富なスタッフが貴方のコーディネートをお手伝いします!

 

みかわやは、東金市から茂原市、大多喜町と広範に渡りご愛顧を頂く、

千葉県下最大級の呉服屋で、ママ振のリメイク数は年間200名以上!

「小物を代えるだけで見違えるほどおしゃれに変身しました!」

そんなお声を多数いただいています。

 

まずは来店して実際に試着してみてください!

実物を着てみることによって、

似合う色や柄など様々な発見がありますよ。

来店予約はコチラから!

※来店ケーキプレゼントがありますので、2日前からの来店予約がオススメです※

 

先輩方の写真を参考にしてみましょう!

お客様ギャラリーです。

 

 

 

みかわや公式Instagramです。

 

それでは、貴方のご来店を心よりお待ちしております。

 

◇私が書いています◇

相談できる呉服屋みかわや ゆう子

肌色はイエローベースで明るめソフトなタイプ。

自身の成人式では赤と紫の洋花柄で帯は黒、

重ね衿&帯揚げはグリーン、帯締めは黄色でした。